奈良漬へのこだわり
伝統の技法を守りつつ研究を重ねた 「あしびや本舗」だけの味
あしびや本舗の奈良漬は、江戸時代末期より受け継がれてきた伝統の製法で丁寧に漬け込んでおります。
ほどよい酒粕の風味と滋味深い味わいをお楽しみいただけます。
奈良漬とは
奈良漬は古くから人々に食されてきた歴史の古いお漬物です。最古の記録は、平城京の長屋王跡から出土した木簡で「可須津毛瓜(粕漬瓜)」と書かれた物とされております。
奈良時代には貴族や高級官吏の保存食、香の物として珍重されていたようです。一般に広く普及したのは、奈良の中筋町に住んでいた糸屋宗仙がシロウリの粕漬けを「奈良漬」という名で売り出してからとされております。そして、幕府への献上や奈良を訪れる旅人を介して広く庶民にも愛されるようになったと言われております。
現在は、奈良漬にも色々な種類がありますが、その元祖は奈良の奈良漬と言われております。
糸屋宗仙によって「奈良漬」が初めて世に出た際に、竹の皮で包んで提供されたと言われております。あしびや本舗の「竹の皮」に包まれた奈良漬はそのスタイルを継承しております。
新たな奈良漬の開発
奈良漬の定番である瓜・胡瓜・守口大根・生姜・西瓜・茄子だけではなく、新たな味わいの開発にも取り組んでおります。
昭和51年には、製法特許を取得したにんにくの成分がそのままで臭いがしない奈良漬「にんにく七仙」を販売開始。
昭和55年には、瓜の爽やかな味わいと歯ごたえをより楽しんでほしいという思いから開発した「新漬うり」の販売を開始いたしました。
製法特許取得 にんにく七仙
店主であった西田誠宏が体の弱かった妻のために開発したという「にんにく七仙」。
健康維持のために妻は、「にんにく七仙」を毎日1粒食していたといいます。
特別な製法で酒粕につけることで、にんにくの栄養そのままに、食べやすいよう臭いが取り除かれた「にんにく七仙」は、美味しいだけでなく、健康に良い食品としての評価も高い逸品です。
夏のさわやかな味覚 新漬うり
毎年とれたての新鮮な瓜を塩漬した後、贅沢に新粕に3回程度漬け込むことによってできる「新漬うり」は、「あしびや本舗」における夏の風物詩です。
夏の時期にしか味わうことのできない限定商品は発売の数カ月前から問合せが入る人気商品で、お中元の品など贈答品としてもご好評いただいております。
商品のお届けは7月下旬頃〜